文献詳細
臨床実験
文献概要
不等像視が眼精疲労の1原因であることは久しい以前から認められているが,如何にして疲労を起すかについてはなお明確な結論が得られていない。どの程度の不等像視があれば症状を起すに足るかということが統計的に処理されているだけで,著者により0.75%,1.0%,3.0%などとまちまちで,しかも不等像視の存在する軸の方向の考慮はなされていない。私はこの問題に関するいとぐちを見出すために,先ず等像レンズを装用した時の自覚症状を試してみることにした。
掲載誌情報