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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科16巻1号

1962年01月発行

文献概要

私の経験

Superscopeについて

著者: 野寄達司1 馬場賢一1 富山咲子1

所属機関: 1順天堂大学眼科

ページ範囲:P.103 - P.105

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I.はじめに
 Superscope (第1図)は閃光式Euthyscopeに改良を加えて,弱現の治療のみでなく,診断にも利用できるようにした新しい眼科器械である。
 近来とみに弱視の検査治療が発達し,多くの器械が考案されているが,その中でもEuthyskop1)は使用も容易で効果も良いので,その果す役割は大きくなつて来ている。更に閃光式Euthyscopeは従来のCupperの装置を改良し,スピードライトの閃光を利用して残像を生じさせるもので,これについては既に教室の加藤等2)3)によつて発表されているが,Cupperのものに較べて遙かに使用が簡便で効果が確実になつている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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