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臨床実験
投影式複像検査器兼中心視野計について
著者: 野寄達司1 馬場賢一1 富山咲子1 川村緑1
所属機関: 1順天堂大学眼科
ページ範囲:P.1027 - P.1029
文献購入ページに移動日常の診療に於て行われている眼球運動検査の中で,複像検査としては,燈火と赤ガラスを用いる所謂Candle testまたはその改良法が主なものである。しかしCandle testは簡単ではあるが,あまりにも不正確であるし,またHess或はLancasterのスクリーンを用いる方法は大型でありながら正確な記録が出来難い。
著者の一人野寄は1960年ドイツのミユンヘン大学眼科で,投影式複像検査装置の試作品を見せられたが,大変便利なものに思われた。
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