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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科16巻10号

1962年10月発行

文献概要

臨床実験

投影式複像検査器兼中心視野計について

著者: 野寄達司1 馬場賢一1 富山咲子1 川村緑1

所属機関: 1順天堂大学眼科

ページ範囲:P.1027 - P.1029

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I.はじめに
 日常の診療に於て行われている眼球運動検査の中で,複像検査としては,燈火と赤ガラスを用いる所謂Candle testまたはその改良法が主なものである。しかしCandle testは簡単ではあるが,あまりにも不正確であるし,またHess或はLancasterのスクリーンを用いる方法は大型でありながら正確な記録が出来難い。
 著者の一人野寄は1960年ドイツのミユンヘン大学眼科で,投影式複像検査装置の試作品を見せられたが,大変便利なものに思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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