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特集 第15回日本臨床眼科学会講演集 (1)
コンタクトレンズの直径の問題(第2報)—両者(コ・レの直径と曲率半径)の理論上の関係値およびその求め方
著者: 水谷豊1 荒木保馬1
所属機関: 1日本コンタクトレンズ研究所
ページ範囲:P.192 - P.197
文献購入ページに移動図1で眼球角膜のOptic capの直径の1/2をH,その曲率半径をR1,その曲率の中心をO1,角膜の周辺カーブの曲率半径をR2,その中心をO2とし,レンズの外縁が角膜表面とタッチする面の側点をA,レンズ内面の曲率半径をr,その中心,AO2O1の角度をθとし,レンズ内面と角膜頂との問の距離をtで表わせば,図から第一図の関係式が成立する。この式中我々の求めるものは,tが一定の時のrとhとの関係である。H,R1,R2,は個々の角膜に固有のもので,任意の変数である。従つてこれらの任意変数を適当にきめて,θを消失すれば,rとhの関係は求められる。
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