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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科16巻3号

1962年03月発行

文献概要

特集 第15回臨床眼科学会号(2)

眼精疲労における眼圧の様態(須田氏法を中心として)

著者: 小嶋克1 杉田雄一郎1 渡辺郁緒1 新美勝彦1 吉田則明1 桐渕惟義1 桜井恒良1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科

ページ範囲:P.259 - P.268

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Ⅰ.緒言
 眼痛,頭痛,目の疲労,羞明などのいわゆる眼精疲労様症状を訴える患者で,種々外来検査を行なつても,それらの訴えの原因をつかむことがはなはだ困難なことはわれわれが日常経験するところである。文献的な分類すなわち症候性,調節性,屈折性,筋性,不等像視性などの分類があるが,われわれはここではとくに眼圧との関係を求めて,眼精疲労と緑内障,あるいは緑内障前期との関係を調べ,一方では緑内障の早期発見という目的で本検査を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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