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特集 第15回臨床眼科学会号(2)
中心性網膜炎に関する臨床的研究,とくにその全身毛細血管透過性について
著者: 松井瑞夫1 河本道次1 衛藤契古1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.277 - P.277
文献購入ページに移動その結果,本症患者の発病後比較的早期の症例では,血清のCPP作用陽性のものが多く,治療例および陳旧例では,CPP作用陰性のものが大部分であつた。経過を追つて反覆して検査した症例では,発病後2〜4カ月で,CPP作用が陰性になることが,すべての症例に共通してみられた。また,CPP作用がもつとも強く出現するのが,発病後約1カ月後である症例もみられた。
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