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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科16巻4号

1962年04月発行

文献概要

臨床実験

中心性網脈絡膜炎(増田)に対するダイクロトライドの使用経験—(大橋教授開講15周年記念論文)

著者: 小川昌之1

所属機関: 1慈大眼科

ページ範囲:P.533 - P.537

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 うつ血性心不全,腎性浮腫,妊娠浮腫,高血圧腹水除去等にその利尿作用,抗浮腫作用で内科外科方面で広く応用されて居るHydrochlorothia—zide (Dichlotrideメルク万有)はSulfa剤系利尿剤として眼圧下降作用のあるDiamoxと共に広く眼科的に利用されるに至り,特に本症に対するダイアモックスの応用は本邦では大橋教授によつて始めて紹介された。かくて眼局所の滲出性変化,網膜の浮腫を除去する目的で一般にサルファ系利尿剤が利用される様になつたのは実は近々2〜3年のことである。
 Dichlotrideについては,市橋氏により臨眼誌上に発表されている通りである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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