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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科16巻6号

1962年06月発行

文献概要

臨床実験

コルソン(Corson)の使用経験

著者: 大林一雄1 小池裕司1 根木達雄1 高橋洋子1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学眼科教室

ページ範囲:P.703 - P.706

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I.緒言
 Cortisonの出現により抗ロイマチス抗炎症作用を有する事が発見されて以来,眼科領域における治療方面に於ても大なる進歩をもたらしたが,Steroid hormonの進歩も著るしく,強力な抗炎作用と副作用の少いSteroid hormon剤が次々と合成された結果,Prednisone,Prednisolone,6—methylprednisolone,Triamcinolone等が順次広く臨床的に使用されている。最近は更にDe—xamethasoneの合成により優れた抗炎症作用を有する事が眼科領域に於ても報告を見るが私共も最近Corson (Dexamethasone,武田)を数種の眼疾患に対し全身投与による治療を行つたので,その成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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