文献詳細
臨床実験
文献概要
I.緒言
Cortisonの出現により抗ロイマチス抗炎症作用を有する事が発見されて以来,眼科領域における治療方面に於ても大なる進歩をもたらしたが,Steroid hormonの進歩も著るしく,強力な抗炎作用と副作用の少いSteroid hormon剤が次々と合成された結果,Prednisone,Prednisolone,6—methylprednisolone,Triamcinolone等が順次広く臨床的に使用されている。最近は更にDe—xamethasoneの合成により優れた抗炎症作用を有する事が眼科領域に於ても報告を見るが私共も最近Corson (Dexamethasone,武田)を数種の眼疾患に対し全身投与による治療を行つたので,その成績を報告する。
Cortisonの出現により抗ロイマチス抗炎症作用を有する事が発見されて以来,眼科領域における治療方面に於ても大なる進歩をもたらしたが,Steroid hormonの進歩も著るしく,強力な抗炎作用と副作用の少いSteroid hormon剤が次々と合成された結果,Prednisone,Prednisolone,6—methylprednisolone,Triamcinolone等が順次広く臨床的に使用されている。最近は更にDe—xamethasoneの合成により優れた抗炎症作用を有する事が眼科領域に於ても報告を見るが私共も最近Corson (Dexamethasone,武田)を数種の眼疾患に対し全身投与による治療を行つたので,その成績を報告する。
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