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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科16巻9号

1962年09月発行

手術

α-キモトリプシンと白内障手術88例の臨床成績

著者: カンチャナランヤーデン1 アルニンタラアンポーン1

所属機関: 1

ページ範囲:P.985 - P.986

文献概要

 蛋白溶解酵素として知られるα-キモトリプシンがチン氏帯の緊張力を弱化し白内障手術中の隅発症を低減せしめる効果に関しては広く注目がはらわれ,既に数多くの報告が発表され,世界各地から興味ある結果が示めされて居る。
 我々もまた去る1959年6月から10月に且る期間,タイ国シリラート医大病院眼科においてキモトリプシン5000新鮮液を5才から80才のタイ人総数88名眼数103眼に応用してみた。本症例中に含まれる白内障の型は先天性,老人性,続発性(外傷性,葡萄膜炎後等)である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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