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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻1号

1963年01月発行

文献概要

臨床実験

仮瞳孔手術を受けた眼の角膜白斑が透明化した1例

著者: 原東亜

所属機関:

ページ範囲:P.45 - P.47

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I.緒言
 角膜溷濁に対しては,まず種々な透明法が試みられ,それらの透明法が効果の認められない場合に,はじめて仮瞳孔手術又は角膜移植が行なわれるのがよいと考えられる。
 ところで,私は,数名の専門医から仮瞳孔手術をすすめられたので両眼に手術をうけた角膜白斑の患者に,簡単な角膜透明法を極めて長期にわたつて持続したところ,濃厚な両眼角膜白斑が痕跡もとどめず吸収消失し透明化した例に遭遇したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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