文献詳細
臨床実験
文献概要
I.緒言
角膜溷濁に対しては,まず種々な透明法が試みられ,それらの透明法が効果の認められない場合に,はじめて仮瞳孔手術又は角膜移植が行なわれるのがよいと考えられる。
ところで,私は,数名の専門医から仮瞳孔手術をすすめられたので両眼に手術をうけた角膜白斑の患者に,簡単な角膜透明法を極めて長期にわたつて持続したところ,濃厚な両眼角膜白斑が痕跡もとどめず吸収消失し透明化した例に遭遇したので報告する。
角膜溷濁に対しては,まず種々な透明法が試みられ,それらの透明法が効果の認められない場合に,はじめて仮瞳孔手術又は角膜移植が行なわれるのがよいと考えられる。
ところで,私は,数名の専門医から仮瞳孔手術をすすめられたので両眼に手術をうけた角膜白斑の患者に,簡単な角膜透明法を極めて長期にわたつて持続したところ,濃厚な両眼角膜白斑が痕跡もとどめず吸収消失し透明化した例に遭遇したので報告する。
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