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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻10号

1963年10月発行

文献概要

特集 眼科検査法(1) 特集 視野検査

徹照法

著者: 増田茂1

所属機関: 1昭和医科大学眼科

ページ範囲:P.1115 - P.1116

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 我々は一般に徹照法という場合,暗室において暗室燈より来る光線を検眼鏡で反射させて被検眼の瞳孔を通して眼底に送り,網膜より反射して来る光線を検眼鏡の覗穴より観察しその光線の通路に混濁が在るか否かを検査する方法と解釈している。我国の教科書を見ると,徹照法の外国語としてDiaphanoscopia, directe illumina—tion等の言葉が記されているが,これ等の内容は我々が行なつている徹照法とはかなり異つた内容が含まれている。System of Ophthalmologyでは我々の行なつている徹照法の内容と一致する部分はTransillumina—tion of ocular mediaの項目で取扱つている。従つて混乱をさける意味で本稿では徹照法の内容をこのような内容に限局して取扱う事とする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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