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文献概要
特集 眼科検査法(3) 特集
直像法(眼底検査法)
著者: 浅山亮二1
所属機関: 1京大眼科
ページ範囲:P.1281 - P.1285
文献購入ページに移動Ⅰ.原理
原理の第一条件としては,被検者の瞳孔を通り光線を送つて,これを徹照し得ることである。光源からの光線を被検者の瞳孔を通じて眼底へ送り,眼底から戻つて来る光線は,検者の瞳孔を通じて眼底に結像する。検者はこれを感覚する訳である。(第1図)
今,被検者眼底に送られた光線の結像せる部分,即ち検眼鏡的可視分野ABから反射せる光線は,被検者の瞳孔を通り,其網膜に結像する(A"B")。これは被検者の後方に投影して,直像A′B′として感覚される。この際被検者の眼の光覚系を利用して,眼底を拡大して見られる訳である。
原理の第一条件としては,被検者の瞳孔を通り光線を送つて,これを徹照し得ることである。光源からの光線を被検者の瞳孔を通じて眼底へ送り,眼底から戻つて来る光線は,検者の瞳孔を通じて眼底に結像する。検者はこれを感覚する訳である。(第1図)
今,被検者眼底に送られた光線の結像せる部分,即ち検眼鏡的可視分野ABから反射せる光線は,被検者の瞳孔を通り,其網膜に結像する(A"B")。これは被検者の後方に投影して,直像A′B′として感覚される。この際被検者の眼の光覚系を利用して,眼底を拡大して見られる訳である。
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