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特集 第16回日本臨床眼科学会号(1) 一般講演
兄妹に見られた白点状網膜炎と無色素性網膜色素変性症の1例
著者: 黒住格1 小原実1 安井多津子1 松野千枝子1
所属機関: 1神戸医大眼科学教室
ページ範囲:P.177 - P.180
文献購入ページに移動Retinitis punctata albescens (白点状網膜炎)と言う名称は1882年にMooren氏が,その眼底像にもとづいてつけたものであり,氏の報告以来既に幾多の報告がなされている。
我国に於ても,1906年に高安右人氏がこれを記載してより,1953年に南部正躬氏の報告までに,既に100例に近い報告があり,決してめずらしいものと言うことは出来ない。
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