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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻3号

1963年03月発行

特集 第16回日本臨床眼科学会号(2)

一般講演

水晶体の螢光について—1.金属化合物による螢光の消光現象

著者: 春田長三郎1 足立多恵子1 三村康男2 堀田礼二2

所属機関: 1大阪厚生年金病院 2大阪大学眼科

ページ範囲:P.245 - P.248

文献概要

 水晶体が紫外線によつて螢光を発することは古くから知られた事実である。この水晶体螢光は非常に安定であり,生体内においては勿論,これを眼球より摘出した後もその螢光性を失わない。
 前眼部をブラックライト(使用管球NEC-FL—6BL-B,紫外線出力0.4ワット,波長域320〜440mμ,最大エネルギー波長360mμ)で照らすと,常に瞳孔領に明るい水晶体螢光を認める。水晶体螢光は360〜370mμ.の励起光に於いて最も強いといわれる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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