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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻3号

1963年03月発行

文献概要

特集 第16回日本臨床眼科学会号(2) 一般講演

東大式マグネツト入義眼及び義眼台使用の遠隔成績並びに鹿大式義眼台使用経験例に就て

著者: 井後吉久1 大山美智子1 土屋利紀1 園田輝雄1 貴嶋陸博1

所属機関: 1鹿大眼科

ページ範囲:P.254 - P.261

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緒言
 第2次世界大戦を境として義眼は従来の硝子製義眼から「アクリル樹脂義眼」に変り,又その可動性に就ても可動義眼手術の分野に於ても長足の進歩を来した事は吾人衆知の事実である。
 義眼を可動性にするための研究は古くより行われているが,之を大別すると埋没型と半埋没型との2種類に分けられる。我国に於ては埋没型として吉沢清氏の考按による東大式マグネット入義眼台があり,半埋没型として桑原安治氏のもの,山本清一氏の京大式義眼台,中村陽氏の籠型義眼台等がある。外国に於ては埋没型としてはTrout_mannの磁性義眼台,Mager and Gougelmannの改良型,Bietti.Allen.等があり,半埋没型としてはCutler, Ruedeman, Stone-Jardon,Hamblin, Moura Brazil等のものがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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