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臨床実験
Groenblad-Strandberg症候群の1例,特に肥胖性性器発育不全の合併について
著者: 米山高道 米山杏子 清原頼子
所属機関:
ページ範囲:P.389 - P.392
文献購入ページに移動Ⅰ.緒言
Groenblad及びStrandberg (1929)によつて色素線条症と弾力線維性仮性黄色腫の共存が指摘されて以来,本症は全身弾力性物質の変性を基調とする系統疾患であり,眼底における色素線条は脈絡膜弾力膜の変性亀裂により出現することが逐次明らかにされてきたものである。
本症にはいろいろな合併症が報告されているが最近肥胖性性器発育不全を伴つた症例を経験した。このような合併は未だ報告を見ないのでここに記載する。
Groenblad及びStrandberg (1929)によつて色素線条症と弾力線維性仮性黄色腫の共存が指摘されて以来,本症は全身弾力性物質の変性を基調とする系統疾患であり,眼底における色素線条は脈絡膜弾力膜の変性亀裂により出現することが逐次明らかにされてきたものである。
本症にはいろいろな合併症が報告されているが最近肥胖性性器発育不全を伴つた症例を経験した。このような合併は未だ報告を見ないのでここに記載する。
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