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特集 第16回日本臨床眼科学会号(3) 一般講演
Cystoma Orbitopalpebraleの組織像
著者: 今泉亀撤1 小林准平1 三浦俊一1 小林茂治1
所属機関: 1岩手医科大学眼科教室
ページ範囲:P.518 - P.523
文献購入ページに移動先天的に胎内発育異常として発生すると言われている眼窩眼瞼嚢胞は,1858年にArlt氏によって始めて報告されたものである。本邦に於いても小柳先生を始めとして数氏により発生解剖学的に,病理組織学的に或は臨床学的に詳細にわたつて研究されているが,その数は少くない。
我々は最近発育不全の小眼球を伴う眼窩眼瞼嚢胞の1例に遭遇し,これを摘出して組織学的に検討する機会を得たのでここに報告する。
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