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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻5号

1963年05月発行

文献概要

臨床実験

結核性眼疾患に対するSertinon (1314 TH)療法

著者: 三国政吉1 大石正夫1 鈴木繁也1

所属機関: 1新潟大学眼科教室

ページ範囲:P.712 - P.718

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 1314 TH (Alpha-Ethyl-Thioisonicotinam—ide)は1956年Liebmann等により合成された新しい抗結核剤である。
 in vitroでは人型結核菌に対しINHのほぼ1/10,SMと同程度の抗菌力をもつているがinvivoではSMのほぼ2倍,INHの1/10の効果を示すという。特にINH,SM,PAS等に耐性の結核菌にも感性菌とほぼ同様の抗菌力を示すことが特徴とされ,これまで主に内科,外科方面で用いられてすぐれた効果があげられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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