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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻6号

1963年06月発行

文献概要

臨床実験

屈折異常と非定型的視交叉症候群とを呈した髄膜腫

著者: 桑島治三郎1 高橋信1 雪野博吉 和田徳男2 村上穆2 蒔苗徹2 沢田公任2 清水宏幸2

所属機関: 1東北大分院眼科 2東北大分院外科

ページ範囲:P.755 - P.762

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 さきに私どもは,片眼の視束萎縮と他眼の屈折異常とを初発症状とし,後に非定型的な末期の視交叉症候群を呈した巨大な下垂体腫瘍の別除例を報告した1)
 偶然にもひきつづいて同じような点で診断上の興味ある症例に遭遇し,初期の視交叉症候群と考えられたにもかかわらず,今回は剔除不能であつたトルコ鞍部の腫瘍例を経験したので,ここに追加しておきたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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