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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻6号

1963年06月発行

文献概要

臨床実験

流行性角結膜炎に対するABOBの試用経験(予報)

著者: 高久功1 阿部信博1 町田晶子1 大森恂子1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.787 - P.790

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I.緒言
 1939年Schneiderにより,初めて命名された流行性角結膜炎は,極めて伝染性の強い疾患であり,近年著しく蔓延している。
 病源体に関しては,1955年Jawetzにより,Adenovirus 8型が分離され,更に1959年日眼総会の宿題報告に於いても,杉浦2),三井3),大石4)等により結論づけられたが,その治療に関しては他のウィルス性疾患と同様,これと云つた特異的療法のないまま,種々の薬剤が試みられて来た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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