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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻6号

1963年06月発行

文献概要

臨床実験

Erythromycinと2,3の抗生物質との併用効果について

著者: 石田一夫1

所属機関: 1新潟大学眼科教室

ページ範囲:P.790 - P.794

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 抗生物質の併用の目的とするものは,2種併用によるスペクトルの拡大,協力作用,副作用の軽減,菌の耐性獲得の防止等によるものである。しかし併用により協力作用の認められる時もあるが逆に拮抗作用の起ることもあるし,又無干渉のこともある。これらのことに関してはJawetz (1952),石山(1954)の仮説もあるが,抗生剤の種類により,又細菌の種類によっても異なるので実際にはその都度実験してみるよりほかないものである。
 私は今回Erythromycin (以下EM)を中心に,これと2〜3の他種抗生剤の併用効果に就いて実験してみたので,以下にそれらの成績に就き簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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