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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻6号

1963年06月発行

文献概要

臨床実験

デリトールの奏効せる外転神経麻痺例

著者: 古味敏彦1

所属機関: 1大阪市大眼科

ページ範囲:P.801 - P.802

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 デリトールDelitol〔塩野義〕(一般名Tripar—anol)は,下記の構造を有するところのコレステロール生合成抑制剤で,放射性同位元素C14でラベルしたコレステロールを用いた実験(Hollan—der W. et al 1960)によると,血中のみならず組織中のコレステロールを減少せしめる点において,他の脱コレステロール剤と異つているといわれている。
 私は今回Delitolの奏効したと思われる興味ある症例に遭遇したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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