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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科17巻7号

1963年07月発行

文献概要

臨床実験

Rinderon (16β—Methyl−9α—fluoroprednisolone)の使用経験

著者: 馬嶋昭生1 杉田雄一郎1 新美勝彦1 渡辺郁緒1 桐淵惟義1 吉田則明1 桜井恒良1

所属機関: 1名大眼科

ページ範囲:P.895 - P.900

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I.序
 副腎皮質ホルモンは,極めて多くの疾患の治療に優れた効果を現わし,眼科領域に於ける諸疾患に対しても欠く事の出来ない薬剤として広く使用されている。Cortisoneに始つた副腎皮質ホルモンは,より強力な,より副作用の少いものが次々に製造され,現在ではその選択に迷う程多くの種類を数え,今後も更に新しいものが生れてゆくと思われる。
 私共は今回PrednisoloneのC16の位置にβ—メチル基,C9の位置に弗素を付加した新しいステロイドBetamethasone製剤であるRinderonを使用する機会を得たのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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