臨床眼科17巻9号

1963年09月発行

第16回日本臨床眼科学会 研究グループディスカッション

4．視力

著者： 大島祐之¹ 榎本辰男¹ 篠田茂¹ 大江謙一² 神谷貞義³ 岡³ 松村敏昭³ 畠山³ 楢崎嗣郎⁴ 野口隆⁴ 松崎浩⁴ 鈴村昭弘⁵ 萩野鉚太郎⁶ 堀正剛⁶ 大矢徳治⁶ 丹羽巽⁶ 大山信郎⁷ 山地良一⁸ 蒲山⁸ 小嶌祥介⁸ 塚本和子⁸ 矢ケ崎薫⁹ 渡辺郁緒¹⁰ 新美勝彦¹⁰ 筒井純¹¹ 小林啓子¹² 原田政美¹³ 深道義尚¹⁴ 宮野¹⁵ 萩原朗¹²

所属機関： ¹東京医歯大 ²小田原病院 ³奈良医大 ⁴東京労災病院 ⁵名大環研 ⁶名市大 ⁷日大 ⁸大阪医大 ⁹山口労災病院 ¹⁰名大 ¹¹岡山大 ¹²東大 ¹³東大分院 ¹⁴関東労災病院 ¹⁵大阪市大

ページ範囲：P.1061 - P.1067

　座長お忙しい処をお集り下さいまして有難う存じます。このグループディスカッションは視力研究班会議を兼ねて行うことに致しましたが，グループディスカッションなるものが，主体性をもたないもので，従つて一般の自由な発言が許されるわけですが，僅か3時間位では講演者の皆さんがお話し切れない懸念があります。それで各自7分間位でお話を願い各講演に対して5分間位討論をして頂くことに致します。お集りの皆さんの大部分がこの班に関係のある方でございますが班関係以外の方でも簡単な御発言なら御遠慮なくなすつて頂きます。全体3時間の中2時間半をグループディスカッションとし残りの30分間を来年度の班計画の討議の時間と致したく存じます。では最初に大島助教授からお話しを願います。