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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻1号

1964年01月発行

臨床実験

Verina (藤沢)による網膜血管血流の動力学的考察並びに網膜静脈閉塞症にたいする効果

著者: 土屋一1

所属機関: 1国立大蔵病院眼科

ページ範囲:P.29 - P.35

文献概要

 Culz等(1960)によつて合成された,NyldrinはVerinaという商品名で最近藤沢薬品より発売された。このものは交感神経作動アミン誘導体で次の構造式を有している。
 その血管拡張作用は筋肉内の血管を撰択的に拡張し血流量を増加させるが,皮膚内の血管には殆んど影響しないという。三国教授等(1962)は血圧正常者の網膜動脈拡張を計測し,又これと全身血圧(BrAD)及び網膜中心動脈血圧(NAD)の値から網膜血流量の増大することを認めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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