icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻1号

1964年01月発行

文献概要

臨床実験

Antirexによる筋無力症の診断

著者: 石川哲1 丸尾敏夫1 小沢哲磨1

所属機関: 1東大眼科

ページ範囲:P.53 - P.57

文献購入ページに移動
 筋無力症(Myasthenia)には全身系をおかす重症筋無力症(Myasthenia gravis)と眼筋をおかす眼筋無力症(Myasthenia ocularis又はocular type of Myasthenia gravis)とがありこれ等両疾患は眼筋麻痺を外見上の主徴とする為他の原因で起つて来た色々の麻痺疾患と鑑別するのが中々容易ではない。吾々はAntirex (杏林)を使用し,本疾患と他疾患の鑑別に貴重な資料を得たので,此等の結果を注射前後の比較更には誘発筋電図(石川)の注射前後の所見を中心に簡単に述べて見たいと思う。Antirex使用例は12例で眼筋無力症9名と重症筋無力症3例である。本文にはそれ等症例の5例が掲載されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら