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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻10号

1964年10月発行

連載 眼科図譜・100

誤つて石油ベンジンを結膜下注射された症例

著者: 高久功1 畠山正1

所属機関: 1東北大学眼科

ページ範囲:P.1113 - P.1114

文献概要

解説
患者;34歳男子
 病歴:中心性網膜炎として約1年前より某医で加療中であったが,某日朝9時頃,食塩水0.1ccの結膜下注射を左眼にうけた。直後より眼痛あり,約40分後には激烈な疼痛と共に,結膜,角膜浮腫,眼球突出を来したので,夕刻デカドロン結膜下注射を行なったが,眼部腫脹はますます増悪するので,当科に紹介され翌日入院した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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