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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻10号

1964年10月発行

文献概要

眼科問答

6.角膜異物

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1185 - P.1186

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 A:今回は,角膜異物の安全確実な処理についてお伺いしたい。まづ点眼麻酔はどうしたらいいでしよう。
 R氏:原則として角膜表面麻酔を行なう前に,やはり血管収縮剤を用いるのがいい。局所の充血をまづ除去しておかないと,麻酔剤が速かに血行によつて局所外に運び去られて,ききが悪いという理由がある。それで昔から,アドレナリン・コカイン水というのを使つている人が多かつたと思う。今でも同じねらいがあるわけですね。麻酔は何といつても,コカインがいい様ですが,麻薬を使わなくてもコルネカイン,キシロカインなどでも結構だし,例のオフセインなど素晴しいのがでてきた。ただしさすがに値段もいい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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