icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻12号

1964年12月発行

文献概要

特集 眼科臨床における診断・治療上の困難例

手こずつた症例

著者: 樋渡正五1

所属機関: 1日本医科大学眼科

ページ範囲:P.1341 - P.1343

文献購入ページに移動
 最近は種々の抗生物質や副腎皮質ホルモンが色々と合成され,副作用も少くなつて,以前ならば相当に手こずつたと思われる症例でも頓挫的に病状を変化せしめ得ることも可能となつてきた反面,早期からこれ等の薬剤を使用する関係上,教科書に記載された様な症状がその経過に於いて著しく異つた様相を示す関係もあつて,中々診断に経過に又治療に於いて迷わされることが多い。
 その様な例の中から1,2の症例を記載して読者の参考に供したい。何等かのお役にたてば幸いであり,考え方等についても得る所があれば著者の幸甚とする所である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?