文献詳細
特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その1)
学会講演集
文献概要
Ⅰ.緒言
実験的網膜色素変性症の概念は1929年頃Rie—hmがSeptojodを用いて,家兎について行なつた実験に始まり,次いでScheerer, Sorsby,Noell, Newhaus, Lucus, Nakajima, Mizuno等に依り進歩発展せしめられたことは周知の事実である。著者等は,アンモニウム化合物,中間代謝産物等,17種類の薬物を用いて,家兎に網膜変性をおこすことを試み,中でもアンモニウム化合物による網膜変性が,特に興味ある結果を得たので報告する。
実験的網膜色素変性症の概念は1929年頃Rie—hmがSeptojodを用いて,家兎について行なつた実験に始まり,次いでScheerer, Sorsby,Noell, Newhaus, Lucus, Nakajima, Mizuno等に依り進歩発展せしめられたことは周知の事実である。著者等は,アンモニウム化合物,中間代謝産物等,17種類の薬物を用いて,家兎に網膜変性をおこすことを試み,中でもアンモニウム化合物による網膜変性が,特に興味ある結果を得たので報告する。
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