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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻2号

1964年02月発行

文献概要

手術

打撲による外傷性低眼圧に併発した鬱血乳頭及び網膜症に対する鞏膜短縮術の効果

著者: 福田富司男1

所属機関: 1京大眼科学教室

ページ範囲:P.211 - P.214

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Ⅰ.緒言
 眼内手術後に生ずる低眼圧は稀な合併症ではないが,非穿孔性外傷による低眼圧(Contusionhypotony)は,Leplat7)(1890)が最初に報告し,更に,Collins (1916)はこの低眼圧の成因について検討しているが,その後この低眼圧の報告並に治療については,内外の文献に散見されるに過ぎない。
 著者は鬱血乳頭及び網膜症を伴つたContusionhypotonyの一例に鞏膜短縮術を行つて,良好な結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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