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特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その2) 学会講演集
裂孔閉塞Xenon光凝固法による自発網膜剥離の治療成績(第1報)
著者: 百々次夫1 平田敏夫1 調枝寛治1 野間昌博1
所属機関: 1広島大眼科
ページ範囲:P.233 - P.244
文献購入ページに移動Meyer-Schwickerathの創意になる光凝固は,眼球侵襲最新の1手段として確たる地歩を築きつつあるが,本法の発端における適応対象が,網膜裂孔の閉塞であつたことの当然の帰結として,ジアテルミー凝固法によるそれとの比較研究が要請されるのである。
私共は,昭和37年に広島大学に備えられたZe—iss光凝固装置で,Xenon光凝固の応用に関する研究をつづけているので,この度は同年5月以降の約1年余に自発網膜剥離に対して,その裂孔閉塞に本法を採用した自験成績を総括報告し,併せて適応条件に関する現在の見解をつけ加えようと思う。
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