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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻3号

1964年03月発行

文献概要

特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その2) 学会講演集

偽近視調査報告

著者: 藤山英寿1 松本剛一1

所属機関: 1北大眼科

ページ範囲:P.300 - P.305

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 本調査は第1表に示す如く,8歳から14歳に至る学童205名に対して行つたものである。この205名は,約1,500名中から,日を異にして2回視力検査を行い,裸眼視力1.0に満たなかつた者を選び出し,調査対象としたその人数である。而してその眼数は第2表に示す如く404眼であつた。本報に於ける,偽近視とは,近視との鑑別調査後,正視に復帰したと認められた偽近視を意味する。因みに後出の偽近視Ⅱとは,近視に添加され偽近視を,偽近視Ⅲとは,遠視に添加された偽近視を意味する。
 尚205名の選出方法は上記の如くであるために大部分の遠視は本調査から除外されているわけである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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