文献詳細
特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その2)
学会講演集
文献概要
銅及びその化合物(真鍮,雷管等)は眼内異物中鉄片に次いで頻度が高く,而も眼内異物のうちで最も刺激が強く,又無菌的に入つた場合でも急激な化膿性炎症を起し,一般に予後は不良である。然し異物の大きさ,飛入部位,その他の条件により予後の良好な例も報告されている。
私共も最近眼球銅症の1例に遭遇したが,その経過観察中に水晶体銅症が自然消失した極めて興味ある症例である故ここに報告する。
私共も最近眼球銅症の1例に遭遇したが,その経過観察中に水晶体銅症が自然消失した極めて興味ある症例である故ここに報告する。
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