文献詳細
特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その3)
学会講演集
文献概要
下斜筋過働症は,上斜筋過働症と共に,従来は眼筋麻痺と誤られて処置されていることが多かつたが,近年この診断に注意が向けられる様になり手術的治療法も又発達し多くの治験例が報告されている。
著者等は今度,潜伏性に下斜筋過働を示す1例に遭遇し,当初その診断がつかず,たまたま新しい眼筋機能検査法であるベクトルEOGを行つたところ,その所見に眼筋麻痺を認めず,逆に過働と思われる所見を得て,診断し得た経験を得たのでここに報告する。
著者等は今度,潜伏性に下斜筋過働を示す1例に遭遇し,当初その診断がつかず,たまたま新しい眼筋機能検査法であるベクトルEOGを行つたところ,その所見に眼筋麻痺を認めず,逆に過働と思われる所見を得て,診断し得た経験を得たのでここに報告する。
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