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特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その3) 学会講演集
Wegener's Granulomatosisの1例
著者: 村田秀秋1 河合光輝1 松原藤継2
所属機関: 1金沢大眼科 2金沢大学付属病院中央検査部
ページ範囲:P.422 - P.430
文献購入ページに移動1931年Klinger1)は,"Grenzformen derPeriarteriitis nodosa"として,重篤な副鼻腔炎,腎炎,尿毒症を伴い,剖検によつて,脾臓の肉芽腫,動脈炎,糸球体腎炎を証明した2例を報告した。
1936年Wegener2)は,"Uber generalisierteseptische Gefasserkrankungen"として3例の剖検例を報告,次いで1939年3),更にこの3例について精しく検討し,次の4項目の特徴を明らかにし,1つの独立した症候群であることを示した。そして彼は,これを"rhinogene Granulo—matosis"と呼んだ。
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