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特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その3) 学会講演集
未熟児の眼所見—(2)未熟児哺育の指針としての意義
著者: 保坂明郎1 三宅清平2 片山譓2 本馬周崇2
所属機関: 1福島医大眼科 2横浜赤十字病院産婦人科
ページ範囲:P.441 - P.445
文献購入ページに移動生後早期に未熟児の眼科的検査を行つた文献は極めて少く,またほとんど統計的報告に止まつている。保坂は先に,眼科的には近視,眼底の蒼白,眼底血管の狭細,乳頭の蒼白,の4項目が未熟と思われる所見であると述べたが,その後ほぼ満足すべき例数に達したので,成熟児280例の所見と比較して,これらの所見が1%の危険率で未熟児に多く見られることが確認された(第1表)。
今回は眼所見と全身所見との関係を検討し,眼科的検査の重要性を認めたので報告する。
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