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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻4号

1964年04月発行

文献概要

臨床実験

昭和38年青森における流行性角結膜炎の発生状況及びIDUを用いての治療成績

著者: 須田栄二1

所属機関: 1青森県立中央病病院眼科

ページ範囲:P.499 - P.502

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Ⅰ.緒言
 1962年Kaufman1)は,5—Iodo−2′deoxyuridine(IDU)がherpes simplex virusに対して極めて有効であることを発表して以来の,今迄の追試報告は,いずれもその有効性を認めているが,Kaufmanはその報告の中にadeno-virusに対しても有効であろうと言っている。然し,今日迄にadeno-virus感染症に対しての報告には接していない。
 私は流行性角結膜炎(EKC)の21例に用いて,可成りの効果を認めたので報告すると共に,昭和38年に於けるEKC患者の発生状況についても考察したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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