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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻5号

1964年05月発行

文献概要

特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その4) 学会講演集

眼精疲労者における須田氏法と眼圧日差

著者: 小島克1 馬嶋慶直1 杉田雄一郎1 蟹江良子1 鈴木みち子1 中村泰世1

所属機関: 1名大眼科

ページ範囲:P.601 - P.604

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I.緒言
 原因の不明な眼精疲労の中には緑内障がかなり含まれているのではないかとの考えから,我々には眼精疲労を訴える患者全てに対して一般眼科的検査の他に眼圧測定,須田氏圧迫試験を行ない,その結果は先に報告した1)が約10%は充分緑内障が疑えるとの結論に達した。我々は更に他の一面より検査を追加施行する事により眼精疲労の中の緑内障を一層精確にせんとし,今回は眼圧日差変動の測定を試みた。そして又,日差変動と須田氏圧迫試験との関連性についても検討を試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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