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銀海余滴
日眼総会のゆくえ
著者: 中泉正行
所属機関:
ページ範囲:P.692 - P.692
文献購入ページに移動 日眼総会は今年日大の国友教授主催の下東京で開催された。来年(昭和40年)は熊大の須田教授主催で熊本市で開催される。再来年(41年)が問題のあるところで,理事会では東京という説が多かつたけれども,鳥取大神鳥教授のたつての熱望で,評議員会ではほんの少差で米子市で開催ということになつた。
元来41年は日本眼科学会創立70年にあたるので,式典といつては何だが,何かあつてもよいと心待ちしていたので,東京でなく西日本で3年間つづくとなると,北海道の方々にお気の毒であり,又さきに60年祭を中村康教授主催でやつたので,10年毎にお祭りをやるのも何だか,この10年間も日本学術進歩の道程では急速だつたし,この進歩をもたらした方々の御苦労も他の時代に比して大きいものがあつたので,「お目出度う」をいい合つて乾杯位はやりたかつた。
元来41年は日本眼科学会創立70年にあたるので,式典といつては何だが,何かあつてもよいと心待ちしていたので,東京でなく西日本で3年間つづくとなると,北海道の方々にお気の毒であり,又さきに60年祭を中村康教授主催でやつたので,10年毎にお祭りをやるのも何だか,この10年間も日本学術進歩の道程では急速だつたし,この進歩をもたらした方々の御苦労も他の時代に比して大きいものがあつたので,「お目出度う」をいい合つて乾杯位はやりたかつた。
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