icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻8号

1964年08月発行

文献概要

連載 眼科図譜・98

Recklinghausen氏病を合併した褐色細胞腫の一例

著者: 道野正夫1

所属機関: 1信州大学眼科

ページ範囲:P.915 - P.916

文献購入ページに移動
解説
 褐色細胞腫Pheochromocytomcは全身のクローム親和性組織より発生し,カテコールアミンの過剰分泌により種々な臨床症状を呈する。眼科的には,眼底に乳頭浮腫・高血圧性の血管変化・星芒状白斑及び他の種々なる白斑等,蛋白尿性高血圧症あるいは悪性高血圧症の如き眼底変化を来す。
 なお最近合併症として神経膠腫Neurofibromatosis,Recklinghausen氏病が注目され約5%に合併するといわれている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?