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連載 眼科図譜・98
Recklinghausen氏病を合併した褐色細胞腫の一例
著者: 道野正夫1
所属機関: 1信州大学眼科
ページ範囲:P.915 - P.916
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褐色細胞腫Pheochromocytomcは全身のクローム親和性組織より発生し,カテコールアミンの過剰分泌により種々な臨床症状を呈する。眼科的には,眼底に乳頭浮腫・高血圧性の血管変化・星芒状白斑及び他の種々なる白斑等,蛋白尿性高血圧症あるいは悪性高血圧症の如き眼底変化を来す。
なお最近合併症として神経膠腫Neurofibromatosis,Recklinghausen氏病が注目され約5%に合併するといわれている。
褐色細胞腫Pheochromocytomcは全身のクローム親和性組織より発生し,カテコールアミンの過剰分泌により種々な臨床症状を呈する。眼科的には,眼底に乳頭浮腫・高血圧性の血管変化・星芒状白斑及び他の種々なる白斑等,蛋白尿性高血圧症あるいは悪性高血圧症の如き眼底変化を来す。
なお最近合併症として神経膠腫Neurofibromatosis,Recklinghausen氏病が注目され約5%に合併するといわれている。
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