文献詳細
文献概要
臨床実験
Purtscher氏病の一例
著者: 朝里ミセ
所属機関:
ページ範囲:P.947 - P.950
文献購入ページに移動まえがき
Purtscher氏病(以下P.D.と略す)は,頭部の外傷或は胸,腹部の強い圧迫等によつて,受傷後直接外傷を被らなかつた眼に特異的眼底変化を現し,多くは2,3週間から5,6ヵ月で治癒する疾患であるが,これを見る機会は比較的少い。
我が国では昭和5年今西氏が日眼誌に於て初めて本症に関する詳細な報告をした。昭和35年二見氏は本邦に於ける文献を集計し,僅かに29例の報告を見るのみとしている。その後2,3の報告を見るに過ぎない。
Purtscher氏病(以下P.D.と略す)は,頭部の外傷或は胸,腹部の強い圧迫等によつて,受傷後直接外傷を被らなかつた眼に特異的眼底変化を現し,多くは2,3週間から5,6ヵ月で治癒する疾患であるが,これを見る機会は比較的少い。
我が国では昭和5年今西氏が日眼誌に於て初めて本症に関する詳細な報告をした。昭和35年二見氏は本邦に於ける文献を集計し,僅かに29例の報告を見るのみとしている。その後2,3の報告を見るに過ぎない。
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