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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻8号

1964年08月発行

文献概要

臨床実験

Purtscher氏病の一例

著者: 朝里ミセ

所属機関:

ページ範囲:P.947 - P.950

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まえがき
 Purtscher氏病(以下P.D.と略す)は,頭部の外傷或は胸,腹部の強い圧迫等によつて,受傷後直接外傷を被らなかつた眼に特異的眼底変化を現し,多くは2,3週間から5,6ヵ月で治癒する疾患であるが,これを見る機会は比較的少い。
 我が国では昭和5年今西氏が日眼誌に於て初めて本症に関する詳細な報告をした。昭和35年二見氏は本邦に於ける文献を集計し,僅かに29例の報告を見るのみとしている。その後2,3の報告を見るに過ぎない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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