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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科18巻8号

1964年08月発行

文献概要

臨床実験

コンドロンを配合したIDU点眼液の使用経験

著者: 栗原佳子1 勝瀬敏臣1 藤村澄江1 小熊勇1

所属機関: 1東北大学医学部眼科

ページ範囲:P.953 - P.956

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I.緒言
 われわれは先に角膜ヘルペスに対するIDU点眼液の治療効果を検討し,鬼怒川等がこれを報告したが,二の度,コンドロイチン硫酸を配合した点眼液を試用する機会があつたので,臨床的に角膜ヘルペスと診断された例にこれを点眼し,その効果を重ねて検討した。
 点眼液の組成はIDU 0.1%,コンドロイチン硫酸1.0%,食塩0.5%,チメロサール0.003%を含有し,無色透明で,格別刺激を与えない。点眼は全て日中は1時間毎,就寝時は出来るだけ頻繁に点眼させたが,平均約2時間毎になつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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