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副腎皮質ホルモン局所療法の副作用について—FDAの警告をめぐつて
著者: 桐沢長徳1
所属機関: 1東北大学眼科
ページ範囲:P.1085 - P.1087
文献購入ページに移動 副腎皮質ホルモン(以下副ホと略)療法の副作用については今更述べるまでもないが,最近米国FDA (Foodand Drug Administration)の本剤使用に関する警告が方々で問題になつているようであるので,これについて筆者の考えを述べて諸賢の御批判を仰ぎたいと思う。
さて,FDAの警告というのは,昨年5月28日付でContraindications and side effect of certain oph—thalmic preparatlonsと題してWHOのRalph G.Smith博士よりFDA長官George P. Larrickに送られたもので,医師に対して副腎皮質ホルモン(Cortico—steroid)剤及びこれと抗生物質合剤の局所使用に伴う副作用とその禁忌症に関して警告を発する必要があるとしたもので,本剤の広告や使用法のラベルルにもこのことを示す要があるというのである。しかも,その内容は次の如くである。
さて,FDAの警告というのは,昨年5月28日付でContraindications and side effect of certain oph—thalmic preparatlonsと題してWHOのRalph G.Smith博士よりFDA長官George P. Larrickに送られたもので,医師に対して副腎皮質ホルモン(Cortico—steroid)剤及びこれと抗生物質合剤の局所使用に伴う副作用とその禁忌症に関して警告を発する必要があるとしたもので,本剤の広告や使用法のラベルルにもこのことを示す要があるというのである。しかも,その内容は次の如くである。
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