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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻1号

1965年01月発行

文献概要

臨床実験

核性近視の1症例

著者: 横井昌彦1

所属機関: 1札幌鉄道病院眼科

ページ範囲:P.55 - P.57

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I.緒言
 核性近視は欧米に於いて二重水晶体,二重焦点水晶体,二重屈折水晶体,単眼不同視,仮性白内障,水晶体軸性高屈折症,中心水晶体性近視等と呼称されている比較的稀な疾患である。我が国に於いては1917年(大正6年)河本氏に依る"水晶体の二重焦点"と題する報告例がその端緒であって,以後16氏,合計25例の報告があり,その名称も河本氏の提唱した"核性近視"が用いられている。
 著者は今回計らずも札幌鉄道病院の入院患者の中で,本症に該当する症例を発見した。ここにその症例を報告し,諸先生方の御批判を仰ぐ次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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