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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻10号

1965年10月発行

文献概要

臨床実験

螢光眼底撮影法(その1)

著者: 清水弘一1

所属機関: 1東京大学医学部眼科

ページ範囲:P.1247 - P.1251

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I.まえがき
 眼底の循環系の機能検査の一方法として,静注された造影剤の流れを検眼鏡的に観察することはかねてから実験的には行なわれていたが,近年螢光物質と眼底カメラとを用いることによりきわめて容易に人眼にこれを応用できるようになつた。眼のAngiographieともいえるこの螢光眼底撮影法は眼循環の生理の解明に役立つのみならず,検眼鏡的に観察された眼底の病的状態の機能を明らかにする上で,今後きわめて大きな応用範囲を持つものと期待されるが,以下に著者の現在用いている方法を紹介し若干の知見をもあわせて紹介したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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