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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻10号

1965年10月発行

文献概要

臨床実験

炭酸脱水酵素抑制剤投与中にみられた12例の尿路結石症について

著者: 坂上英1 上野一也1 近藤武久1 小山信一1 重信七生1

所属機関: 1京都大学医学部眼科

ページ範囲:P.1265 - P.1270

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I.緒言
 炭酸脱水酵素抑制剤(Carbonic anhydraseinhibitor, CAIと略す)であるAcetazolamide(Diamox, ACと略す), Dichlorphenamide(Daranide, DIと略す)などは最近色々な分野で利用されているが,その作用の一つとして房水産生を著明に抑制し,眼内圧降下を来たすことはよく知られている。
 眼科領域に於ては,緑内障治療に欠くことの出来ぬ薬剤としてしばしば使用され,かつ緑内障という疾患の性質上,その使用が長期にわたる場合が多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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