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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻10号

1965年10月発行

文献概要

手術

原発緑内障に対する強膜焼灼併用虹彩周辺切除術(Scheie)の成績について

著者: 若江清子1 阿部孝司1 岡山高幸1

所属機関: 1熊本大学医学部眼科

ページ範囲:P.1289 - P.1295

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I.緒言
 緑内障に対する減圧手術は古くから多くの方法があり,その適応に対しては今だにいろいろと難しい問題が残されている。1958年にScheie1)は瘻孔形成手術の一方法として,強膜焼灼を併用した虹彩周辺切除術を発表した。その後米国に於いてはこの方法がScheieの術式として多くの術者に親しまれるようになり,わが国でも近年さかんに行なわれる様になつた。
 私共もここ数年間Scheie術式を試みたが,そのうち原発緑内障に対する成績に就いて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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