文献詳細
臨床実験
文献概要
I.緒言
さきにNa測定用ガラス電極及びCa測定用ガラス電極を考案し,主として房水等眼細胞外液相の活量測定法を紹介した。併しアルカリ金属陽イオンとして生体にとつて意義深いのはNaと共にKを忘れる事は出来ない。即ち血液眼柵に於てもKの移送は機能的に特殊の意義をもつている。
又更に一般的に考えれば神経伝導に関する役割として,又横紋筋の興奮に関して,Naと共にKの意義は深く,体液化学からみれば,生体の酸,塩基平衡に関しての重要な調整はNa,Kによつて行なわれるのである。
さきにNa測定用ガラス電極及びCa測定用ガラス電極を考案し,主として房水等眼細胞外液相の活量測定法を紹介した。併しアルカリ金属陽イオンとして生体にとつて意義深いのはNaと共にKを忘れる事は出来ない。即ち血液眼柵に於てもKの移送は機能的に特殊の意義をもつている。
又更に一般的に考えれば神経伝導に関する役割として,又横紋筋の興奮に関して,Naと共にKの意義は深く,体液化学からみれば,生体の酸,塩基平衡に関しての重要な調整はNa,Kによつて行なわれるのである。
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