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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻11号

1965年11月発行

臨床実験

前房水等眼細胞外液のK測定を主眼としたガラス電極の応用

著者: 坂上道夫1

所属機関: 1慶応大学医学部眼科

ページ範囲:P.1329 - P.1332

文献概要

I.緒言
 さきにNa測定用ガラス電極及びCa測定用ガラス電極を考案し,主として房水等眼細胞外液相の活量測定法を紹介した。併しアルカリ金属陽イオンとして生体にとつて意義深いのはNaと共にKを忘れる事は出来ない。即ち血液眼柵に於てもKの移送は機能的に特殊の意義をもつている。
 又更に一般的に考えれば神経伝導に関する役割として,又横紋筋の興奮に関して,Naと共にKの意義は深く,体液化学からみれば,生体の酸,塩基平衡に関しての重要な調整はNa,Kによつて行なわれるのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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