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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科19巻2号

1965年02月発行

文献概要

特集 第18回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会講演

新案の固定式角板について

著者: 春田長三郎1 足立多恵子1 川口茂登1

所属機関: 1大阪厚生年金病院

ページ範囲:P.125 - P.126

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I.緒言
 眼瞼の手術には角板を使用することが多いが,角板は使用に際しては,必ずこれを片手で保持しなければならない。しかしこれが案外厄介なもので,特に単独で手術を行う場合などは勿論であるが,助手がいても,絶えず角板から手を離せない為,折角の助手の手が角板保持という極めて単純な仕事に取られて,手術操作全体の立場から考えると相当な損失である。
 そこで,角板をその場所に固定し,滑り落ちない工夫を試みた。この考按によつて,単独手術の際は勿論,助手介助のある時でも,助手の手をもっと高次の手術操作に参加させることが可能になる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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